全身性多汗症は、多汗を起こす何らかの疾患を抱えていることが考えられえますが、
特に病気がない場合でも全身性多汗症を発症することもあります。
全身性多汗症の発症の要因としては、次のようなことが考えられます。
・感染症
・内分泌異常
・代謝性疾患
・中枢神経疾患
・自己免疫疾患(膠原病)
・悪性腫瘍・・・などなど、いろいろな疾患が挙げられます
そのため、全身性多汗症の診断には様々な検査が必要になってくるわけです。
また、他の疾患が絡んでいる可能性がある場合は、
全身性多汗症の原因となっている疾患を特定することが必要です。
他の疾患が原因である全身性多汗症の場合は、
その原因となっている疾患を治療しなくてはなりません。
多汗症の治療としては次の3つの治療法が主流です。
・薬物療法(外用薬)
・水道水イオントフォレーシス
・交感神経切除治療(手術)これら3つの治療法には、それぞれメリットもありますが、
デメリットも存在しているので注意してください。
特に3番目の交感神経切除治療は、
手術によって胸部交感神経節を切除しますので、
よく考えてから決断する必要があります。
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